こんにちは、master-pieceの福井です。
先週からカジュアルバッグの人気どころの再入荷が続いていますが、本日は真打ち登場といいますか、是が非でもチェックしていただきたい内容になっております。
職業柄、様々なバッグを目にする機会が多いのですが、それでもまだこんな発想があったのかと驚く瞬間、たまらなく楽しく感じます。
今日ご紹介するバッグはまさにそれを感じさせてくれ、使ってみるとさらに驚く仕掛けが満載です。
その名は「face」。
カテゴリーはFront Pack(フロントパック)と呼んでいます。master-pieceとして新たに設けたカテゴリーなのですが、形状としてはスリングバッグやショルダーバッグに近いです。ただし、こちらに関しては身体の前側に着用していただく事で最大限機能します。そういった意味合いからFront Pack(フロントパック)と名付けました。
マチが薄くワイドが広く取られたパターンは身体の前面に沿うよう設計されており、身体の前にポケットが付いたような感覚で使っていただけます。
この形状だけでも興味深いのですが、何より凄いのが機能です。
この薄いルックスからは想像しづらいのですが、なんとバッグ本体に3層の収納が設けられており、図で説明すると一番薄いグレーがトップ収納(ファスナー式)、中間のグレーがフロント収納(ホック式)、一番暗いグレーが下部収納(ドローコード式)となっています。構造としてはトップとフロント収納が一体型、そこに下部収納がドッキングされた形です。
まずは、一体型のトップ&フロント収納について。
マチが薄めで横幅が広く取られたファスナー式のトップ収納は長財布がすっぽり入り、まだメモなども入れてもらえるぐらいの余裕があります。
ホック式のフロント収納は立体的なパターンとなっており拡張性が高く、様々な小物の収納に適しています。使ってみた感じも一番自由度が高く、トップ収納と下部収納のちょうど間、架け橋的な役割を担ってくれています。
ドローコード式の下部収納もかなりの収納力があり、ボトルや手拭いなど比較的大きめなものが収納できます。
こちらなんと、500mlのペットボトルがすっぽり入るのです。下部収納の内側素材には防水性、透湿性に優れたトリコットナイロンが採用されており、水滴がつくようなものも安心して収納してもらえます。サイズによりますが、折り畳み傘の収納なんかにも適しています。
先述した立体的なパターンによる拡張性の高さですが、横から見てもらうとより分かりやすいです。ちょうどいいサイズはキープしつつ、3層それぞれ異なる機能を持った収納。設計時の工夫でそれが実現しています。
さらにアシスト的な機能としてカラビナで付属したテープループ、こちらはタオルホルダーです。カラビナはバッグ本体の左右付け替えができるので、利き手に合わせてご使用いただけます。
極めつけは本体素材です。高い透湿防水性を持ったBreathatec®を採用しており、この時期の大敵、突然の雨からも中身を守ってくれます。
と、てんこ盛りな事になっているのですが、いかがでしたでしょうか、master-pieceのフロントパック、「face」。
記事を書くにあたり改めて整理してみると、その凄さに鼻息が荒くなってしまい、つい長くなってしまいました。手前味噌ですが本当にいいアイテムです。
ご紹介したBLACK以外にも、CAMEL、NAVYなども再入荷しました。どれもいい意味で悩ませてくれる面構えとなっています。
ぜひ、相棒の候補に検討いただければ幸いです。