こんばんは、master-pieceの福井です。
前回の記事でrajabrookeとのコラボレーションについて色々と思いの丈を綴ったのですが、今回はまた一味異なったプロジェクトのお話です。
慌ただしくて恐れ入りますが、よろしければお付き合いくださいませ。
先週の4日(金)にリリースさせていただいたシリーズ「茶鞄 sa-hou」。
お茶と鞄。フレーズだけを聞くとお茶で染めた生地でも使ったの?と思いそうですが、そんなシンプルな事で満足できるはずもなく、かつてないほどに「バッグライフ」を象徴するかのようなアイテムとなりました。
実は今年、master-pieceの京都店が10周年を迎えまして、それを記念したプロジェクトを何か出来ないかと考えた際に浮かんだのが、同じ京都で古くから親しまれている文化「お茶」だったのです。
そこで京都に拠点を構える「一保堂茶舖」さんにご相談させていただいたのがきっかけです。
ご存知の方も多いかと思いますが一保堂茶舖は1717年創業という長い歴史を持たれる日本茶専門店でして、いまや国内のみならず世界的にも広く認知されています。
抹茶、玉露、煎茶、番茶の4茶種30銘柄を取り扱っており、その全てが独自でハウスブレンドされており、いつ飲んでも一保堂のお茶を楽しめるよう厳選されています。
個人的にはWEBサイトのデザインがすごく好きで、見るだけでお茶の文化や楽しさに触れることができますのでよろしければぜひ。
そんな一保堂茶舖さんと幾度となく話し合い、バッグを使用する生活「バッグライフ」と「お茶」が交差する新たな提案として生み出されたのが茶鞄 sa-houです。
巾着のような小振りなショルダーバッグにウォーターボトルがぶら下がっているこちら。
ご自宅で淹れたお茶をこのボトルで持ち運び、外出先で気軽に楽しんでいただこうというアイテムとなっております。
日本人の生活に欠かせないお茶。ただ、お恥ずかしながら私は自宅に急須すらもなく、今回のプロジェクトを通してはじめて自宅でお茶を淹れるという事を経験しました。
ガラス製の急須を購入し使用しているのですが、茶葉が開いていく様を見て、心地よい香りを嗅ぎ、お茶を淹れる時間がこんなにも豊かなものなのかと感じた次第です。
子供の頃おばあちゃんがわざわざお茶を淹れてくれていたのはこういう事かと。
このように自宅で淹れたお茶を家の中だけではなく外出先でも楽しんでいただければと、茶鞄sa-houは開発されました。
気軽にお茶を飲んでもらえるよう、付属のテープループにボトルをぶら下げられる形になっています。さらに丸型カラビナに通す事で、振れを抑え、ボトルの蓋も開閉しやすくなるのがポイントです。
KINTO × master-piece ウォーターボトル 300ml
No.320001
BROWN / BLACK /CLEAR
2,860yen
ONLINE STOTRE
バッグに付属するウォーターボトルはKINTO社とのコラボレーションとなっており、単体での販売もしております。300mlと500mlの2サイズ。正面にはmaster-pieceのロゴをプリントしています。(バッグに付属するボトルは300mlクリアタイプとなります。)
1回転で簡単に開け閉めできる蓋は、 手にフィットして持ちやすいハンドル付きで、気軽に持ち歩けるデザインです。あと何より洗いやすい。
茶鞄 sa-hou ショルダーバッグ
No.310030
W210 H200mm
17,050yen
ONLINE STOTRE
茶鞄 sa-hou ショルダーバッグ
No.310031
W150 H160 D90mm
17,050yen
ONLINE STOTRE
小振りな巾着のようなバッグ本体は薄マチと丸底の2サイズ、素材はナイロンとレザーの2タイプとなっております。ショルダーストラップで斜め掛けはもちろん、ストラップを外して手持ちも可能です。
昔、お茶を贈る際に使用されていたのが巾着との事で、そこから着想を得たデザインとなっています。スマートフォンや、AirPods、コンパクトな財布などの収納を想定した、ちょっとしたお出かけにちょうどいいサイズ感です。
さらに、お茶を楽しんでいただくきっかけづくりとして、国内のご注文や販売分に関しては一保堂茶舖の煎茶が付いてきます。気軽に楽しんでいただきやすいティーバッグタイプです。(こちらは無くなり次第終了となります。)
ウォーターボトルに入れておくだけで完成する「水出し」なんかもおすすめです。
バッグ、ウォーターボトル、煎茶ティーバッグが組み合わさった、恐らく過去に例のないアイテムとなりました。
リリース翌日の11月5日(土)、京都店で一保堂茶舖さんのお茶が楽しめるイベントを開催させていただいたのですが、こちらもありがたい事に大変多くのお客様にご来店いただき、4時間という短い開催時間にも関わらず200杯以上もお茶が出たそうです。
ご来店いただいた皆様、ご協力いただいた一保堂茶舖さん、本当にありがとうございました。
最後に、京都店に併設するカフェ「master-piece coffee KYOTO」では、今回のご縁をきっかけに一保堂茶舖さん抹茶を使用したカフェメニューもお楽しみいただけるようになりました。自慢の中庭があるカフェです、観光の休憩にぜひ使ってみてください。