FROM MSPC Team

おとぎ話のようなホンマの話。23-24AW : 2024.01.19

遅ばせながら、新年あけましておめでとうございます!(1月中はまだ間に合うかなと思っています。)
master-pieceの奥村です。

そして今年の2024年、マスターピースはブランド30周年を迎えました!

実は私も29歳で、今年30歳になるので同い年ということになります。
私が生まれるぐらいからブランドがあり、今もこうしてこだわりのある製品を作り続けていられるのは、これを読んでくださっているあなたや、ブランドをご愛顧していただいてきた皆様のおかげ様だとしみじみ感じる次第であります。

今回は、30周年の記事を書く前に、以前撮影した2023-24AWのルックについてお話しできればと思います。
周年のことはまたの機会に、今年も色々企画しておりますので是非楽しみにしていてください!



2023-24AW LOOK COLLECTION

私は、このルック撮影ではディレクションや進行として携わっていたのですが、周年前年のコレクションなので、今までmaster-pieceを好きでいてくれた方々や、これから知ってくださる方々のために、原点回帰しブランドの歴史やこれからも残していくべきことを新しい形で表現しようと考えました。

その事から、BASE OSAKAフィギュアにフィーチャーしました。

マスターピースといえば、

関西に2つの自社工場を構え、メイドインジャパンとして企画と作り手が密にコミュニケーションを取り合いこだわりのプロダクトを制作しています。

また、私がマスターピースに勤める前、店舗の前を通るとジオラマが飾られており、なぜかそれが強烈に印象に残っていました。それから勤め始めて、ずっと前からブランドオリジナルのおもちゃやフィギュアをアイコンにしていることを知りました。


マスターピース自社ファクトリーのBASE OSAKA


MSPC PRODUCT羽田店のジオラマ

おとぎ話のようなホンマの話

みたいな、フィギュアは本物の人間に、ジオラマ(美術背景)を自社ファクトリーで、リアルな世界観で挑戦しました。

話は逸れますが私はジブリやイギリス小説の「床下の小人たち」が大好きで、BASE ファクトリーに棲む小人妖精が職人の技術を借りぐらししている。

そんな物語を撮影チームと共有して周年前年のルックコレクションを写真に収めました。


背景とモデルのポージングを撮影し合成。


生地の上に座る No.02340-fd2 / ミシンを回す No.310080

ミシンの上に立つ No.02430 / 裁断場で観察する (4月上旬発売予定)


ジオラマや自社工場は、ブランドの一つのアイデンティティとして今までもお見せする機会が多かったので、それらを使って新しい表現に挑戦することは、難しいですがやりがいがありました。(終わった後の合成作業は地獄でした。)

マスターピースは、日常で使うことを目的に、機能性を高い次元で追求し、価値観はそのままに遊び心のあるアイデアやチャレンジを繰り返してきました。
だからこそ、ファッション性が融合しそれぞれの時代でたくさんの方々に手にとっていただき、こうして30年目を迎えれたと感じています。

様々なシーンが多様化する現代において、これからもそれぞれの日常を豊かにしファッション性と機能性を融合させたプロダクトを追求し提案していきますので、今後ともよろしくお願いします!


ミシンに置き忘れたサコッシュ No.310083