こんにちは。
master-pieceの前川です。
今回は、12月13日(金)よりリリースの “NISHIJIN” シリーズをご紹介します。
「メイドインジャパン」として、プロダクトを追及しているmaster-pieceにとっては、とても意味のあるシリーズになっておりますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
京の伝統と革の融合、「京革織」
「NISHIJIN」シリーズの最大の特徴は、普通のレザーメッシュとは一線を画す「京革織」という織物になった素材。この素材、実はオーストラリア産のカンガルーレザーを使用しています。
さらに、京都が誇る1000年以上の歴史を持つ伝統産業「西陣織」の織機を使って、技術継承されてきた職人さんたちが一本一本丁寧に織り上げています。
カンガルーレザー。その強さと希少性。
伝統技術に支えられ、採用された本体素材はカンガルーの革。
カンガルーレザーの特徴と素材の質の高さをご紹介いたします。
・強度は牛革の2倍
革の密度が高いため、薄く加工しても丈夫。そのため、トップメーカーのサッカースパイクなどでも採用されています。
・軽さとしなやかさ
軽く、そして柔らかい。布のような感触がありながら、しっかりとした耐久性を持つ素材は、日常使いする財布だからこそ使い込むほどに手に馴染んでいきます。
また、カンガルーはオーストラリアの国獣であり、捕獲量が厳しく管理されているため、そもそもの流通量が少なく、とても希少な素材なんです。
最後に
長い歴史の中で磨き上げられてきた伝統技術。
ですがその技術を受け継ぐ継承者が減少し、存続が危ぶまれる状況が広がっています。
高齢化や後継者不足、そして現代社会の価値観の変化がその背景にあります。
私たちの責任は、その価値を理解し、伝統の技を現代のライフスタイルへアップデートさせた製品を創造し世に出すことだと感じています。
この”NISHIJIN” シリーズは、希少素材を採用し、日常使いを考えて設計された革小物として、モダンなデザインに仕上がりました。
スーツスタイルにもカジュアルな装いにも適しご使用いただけます。
master-pieceの直営店と公式オンラインストア限定の製品になっていますので、大切な人への贈り物に、また自分への特別なプレゼントにぜひマスターピースの直営店にお立ち寄りください。